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会社分割

 会社分割とは、おおざっぱに言えば、1つの会社を2つ以上の会社に分けることをいいます。

 (1)好調な事業部門を独立させる(2)不採算部門を切り離す(3)他の会社と合弁事業を行う会社を作る、等のために会社分割は有効だとされています。具体的にどういうことでしょうか。

 (1)はある好調な事業部門、それ自体にブランド価値があるような場合それを別の商号の会社にして、独立させることです。この場合は、好調な部門を新設分割します。
 ただ、問題はそれによって、分割会社自体が株主や金融機関から低い評価で見られるたりすることです。従って、分割新設会社に対しては親会社になるような株式を保有して評価を下げないようにするか、全事業部門に対する持株会社のような会社にしていくか、検討すべきです。

(2)は将来的には事業の整理として解散させようと思う事業部門を分割会社とする新設分割をすることです。 この場合は、設立する会社に会社の資産、負債等(ほぼ)全部、事業のほとんどを新設会社に移してしまい、分割会社は解散する形にします。
 新設会社には勿論債権債務等も承継されます。ただ、多少問題はありますが、法律的な債務といえないような取引先等の関係などを逃れるために使われることもありえます。

(3)は、事業の承継のためには、事業譲渡という手段も考えられますが、吸収分割を使えば、必要とする事業部門を別の会社が承継し、これにより新規事業を立ち上げたりするのに使えます。 事業譲渡と違い、会社分割では、個々の債権者の承諾なしに債務を承継することができるので手続的には簡単です。
 

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